2017年 06月 29日
アグリトゥリズモ
飼い主が中で食事してる間大人しく外で待っていたワンコ2匹。
左側の白黒ワンコは前を通った時に見上げてましたが、ワンコもこんな風に
笑えるのかと思える程、目を細めて笑ってるように見えました^^
中はもうこんな風に準備されてました。美味しそうなアンティパスティ(前菜)はもう既にテーブルにセッティングされてます。一目見て、わあ、美味しそうだこと!と食事が始まるのが待ち遠しかったですよ。客達は皆同時に午後1時頃に食事できるようになってました。パーティー客はちょっと遅れて席に着きましたが。
テーブルにセッティングされていたアンティパスティ(前菜)
別の写真の一部分を拡大したので、ブレていて恐縮ですが。
中央の筋は個人の客達。両側の筋にはパーティー客。
外国人は私達だけのようでした。他は全部イタリア人。
料理は全てお任せで、この日は何の料理が出されるのかさっぱり分かりませんでした。皆に同じ料理が振る舞われるのです。何の料理が登場するのか、まるでびっくり箱が開くのを待つようなワクワク感。飲み物だけ注文しましたけど。通常はミネラルウォーターだけを注文するのですが、この時は赤ワインも注文しました。地酒のワインはブドウの風味が味わえるような芳醇な美味しさでしたよ!
さて、食事開始。前菜から。一杯にパンが盛られたバスケットにはサルデーニャ名物の平たく焼かれたパーネ・カラザウももちろん入ってますよ。ここのパーネ・カラザウはパリッとした美味しさでした。既に各テーブルに置かれていた前菜は、パプリカやズッキーニ等のグリル野菜のマリネとオリーブの実の盛り合わせ、そしてサラミとチーズ。どれもこれも新鮮な美味しさでした!
このサラミは絶品でしたけど、他の前菜がたくさんあって、これも食べてしまうと、メイン料理が食べられそうになかったので、2切れだけ食べて、非常に勿体なかったけど、残しました。チーズには手をつけてません。これもお腹が一杯になりそうだったので。夫もこの1皿には手をつけてませんでした。
前菜はこれだけかと思っていたら、更に温かい前菜として運ばれてきたのが、
焼き立てほかほかのパイやミニパプリカの詰め物。
これが美味しかったのなんのって! この皿にのってるのは2人分ですよ。
冷たい前菜も温かい前菜も取り皿に取って食べます。
前菜で既にお腹が一杯になりそうでしたあ(^_^;)
地酒のワインがよく合いましたねえ。
これで前菜は終わりかと思いきや、前菜パスタの登場。イタリア料理のコースではメイン料理の前にパスタが出るのですよね。2種類ありました。手前はサルデーニャ伝統料理のソーセージをトマトで煮込んだラグーとペコリーノのニョッケッティ・サルディ。ニョッケッティというのは小さなニョッキのようなパスタ。このニョッケッティの場合、ニョッキのようにジャガイモは使わずセモリナ粉を使います。後方のは詰め物入りパスタ。似たような料理がドイツ南部のシュヴァーベン地方にもありますよ。
お皿に取り分けました。パスタも両方とも美味しかったです。
詰め物入りパスタは中はこんな感じ。
リコッタか何かチーズを詰めていたような。
その次に出てきたのが生野菜。
ドレッシング無しで、そのまま生でかじります。
チェリートマトと人参とフェンネル。
もうお腹がパンパンになった頃にメイン料理がやってきましたよ。外で何かローストされていたと思ったら、仔豚のローストのようでした。香ばしく焼けていて美味しかったですけど、もうこの辺りになると、味わうというよりは奮闘でしたね(汗)勿体ないけど、2切れ程食べ残しちゃいましたわ。夫も食べきれなかったようです。前菜のサラミとチーズも残しましたけど、あとは全部頑張って食べましたよ。
でも Dolce デザートが待っている(^_^;) これもとっても美味しかったですよ! 揚げ菓子は以前の記事「キアのレストランにて」に載せているサルデーニャの伝統的なスイーツのセアダスのミニサイズのようなお菓子でしたね。このお皿は1人分です。
by sternenlied2
| 2017-06-29 01:18
| 旅(国外)