2017年 05月 04日
ツェレの家並み
木組み様式にも色んな種類があって、地方によっても異なりますが、ツェレの木組み様式は独特なんですよ。各階毎に前面が少しづつ前にせり出したような構造になっていて、ファサードの横木には美しい模様が描かれていて、聖書や格言の言葉が飾り文字で記されているのも見かけます。
緑色の家は1526年に建てられたツェレで最古の木組みの家だそうです。
各家は文化財保護になってもいいくらいの歴史があるのですが、1階には店が入っていて、上階には一般人が普通に暮らしてるっていうところが面白いですね。ツェレに限らず、ドイツの他の町でも同じですが。
横道、裏道に逸れた所にもずっと素敵な家並みが続いていて、縦横無尽に気の向いた通りへと進んでいるだけで楽しめますよ。
向かって右端の家はツェレの木組みの家の中で一番有名で、ホッペナー・ハウスという名前がついてます。1532年に建てられました。
窓の上に面白いものがついてる家を見つけましたよ。昔の港の倉庫にもよくこんな風なものがついていたようですが、荷を吊り上げる為の装置なのかしら。
旧市街の端の方に行っても、ずっと独特な趣の木組みの家が並んでいます。隅々まで巡って楽しめる町ですね。
急にこんな風に曇る時もありました。パラパラっと雨が降り出したので、傘をバッグから取り出してさすと、もう止んでたり(笑)ツェレでは毎週土曜日に青空市場がたつのですが、その様子は別の記事にアップしますね。
by sternenlied2
| 2017-05-04 00:39
| ちょっとお出かけ