ウサギのベル

先週末に植物園に行くと、敷地内の至る所にイングリッシュ・ブルーベルが今が盛りと綺麗に咲いていました。イギリスにたくさん咲いていると言われているイングリッシュ・ブルーベルは青い色をしているようですが、植物園に咲いているのはポルトガル産で、淡い紫色と淡いピンク色と白い花が咲いています。イングリッシュ・ブルーベルというのはドイツ語では Hasenglöckchen ハーゼングレックヒェン、ウサギのベルと呼ばれています。それで思い出したのが、遠い昔、ある本に引用されていたアルチュールランボーの「イリュミナシオン」という散文詩集の中に収録されている「洪水の後で」という詩の冒頭部分。色んな和訳があるようですが、私が本で目にしたのは、こういう訳でした。

洪水のゆめ、消ゆるとき
野うさぎが、クローバーの草むらに立ち、
つりがね花を打ちふるい、
くものあみのかなたより七いろの虹に、
いのりをささげしとか。。。

ツリガネソウを打ちふるうウサギ、より小さなブルーベルをふったら、どんな音色が響いてくるのでしょうね。人間の耳には聞こえずとも、ウサギだけが聞こえる音が響いてくるのでしょう。


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by sternenlied2 | 2017-05-16 04:21 | 花たち

木陰のアムゼル3号庵にようこそ。長年ドイツで暮らしています。日常や旅の中で出会ったものたちに感謝を込めて。


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