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白鳥の家族

こちらの白鳥は人間に慣れていて、岸辺に立っていると、パンをもらえるのではと期待して、遠くにいても寄ってきます。岸辺の道を歩きながら白鳥を眺めているだけでも、遠くからでも視線をキャッチして寄ってくるのですよね。パンを持参していないのに、わざわざ寄ってこられることが何度もあって恐縮だったので、パンをあげに行ったのですよ。でもその時は他にパンをあげてる人がいて、ひょっこり近くに現れたバンにパンをあげたことは前の記事に書きました。パンをあげに行ったのは7羽のヒナを連れた白鳥一家。春に運河で巣作りしてる白鳥のつがいを見かけたことがありましたが、もしかしたら彼らの一家なのかも。

この記事に載せてる写真は前記事でアップしてるバンの近くにいた時の白鳥の一家を写したものですが、数週間後にまた運河にパンを持ってやってくると、7羽のヒナを連れた白鳥さん一家が丁度縦に一列に並んでやってくるところで、向こう岸の近くにいたのですが、パンを放ってると、直ぐにキャッチしてこちらの方へとやってきました。

面白いことに、最初のパンを放った時にそれまで姿が見えなかったバンがまたひょっこりと草陰から現れ、よく見るとまたヒナもいました^^ 前回出会った時は向こう岸にいたのですが、こちらの岸にやってきていたのね。再会を喜びましたよ。白鳥一家は直ぐにたどり着いて、パンを美味しそうに食べてました。感心したのは、親の近くにパンを投げてあげても、ヒナがやってくると、親は自分は遠慮して、ヒナにパンを譲ってあげることでした。

数週間でヒナはこの写真に写ってるよりももっと大きくなっていて、もう親鳥と変わらないほどの大きさに成長していて、もうこれだけ大きくなったんだから大丈夫だろうと安心していたら、数日前に運河に行くと、親鳥の片方がいなくなっていたんですよ。お母さんかお父さんか分かりませんでしたけど。どこかに行ってるんだろうかと思っていたのですが、その翌日もいなくて、これは何か悪さをした人がいたのではないかと心を痛めました。そして更にその翌日にはヒナが3羽減っていたのには悲しくなりましたね。遊びの為に生き物を殺傷する人間って一番罪深いと思います。 

追記(8月3日) 今日運河に行ってみたら、ヒナはちゃんと7羽いました♪ 減ったと思っていた3羽はどこかに隠れて見えなかったのね。でも片親はいまだいません。

追記(8月5日) ああ、良かったあ! 今日の夕暮れ、運河に散歩に行くと、いなくなってた片親(多分、父親の方ね)がまた戻ってきていて、両親揃ってったあ。10日程どこに行ってたんだろう。悪さされたのかと心配してたんだからあ。でもまた両親と7羽のヒナが揃って、とっても嬉しいです。

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by sternenlied2 | 2017-08-02 00:27 | 鳥さん

木陰のアムゼル3号庵にようこそ。長年ドイツで暮らしています。日常や旅の中で出会ったものたちに感謝を込めて。


by sternenlied2