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ハンブルクへ向かう

9月の始め頃ハンブルクに行ってきました。ハンブルクはハノーファーから150km程離れています。それ程遠くはないのですが、滅多に行かないのは、ここのアウトバーン(高速道路)が大抵混んで渋滞に遭う確率が高いからです。特に好天気の週末には決まって渋滞します。ここのアウトバーンを通って北海やバルト海にも行けるからです。なるべく渋滞に遭わないようにと、夫が休暇を取っていた平日に行ってきたのですが、それでも往きは渋滞に遭ってしまいました。最初は順調に進んでましたが、ブレーメンに向かった時と同じようにラストの10km程で渋滞に遭って遅々と進んで行く羽目になりました。やっとハンブルクの紋章が描かれた橋が見えてきた時にはほっとしましたよ。

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ハンブルクの紋章は3つの塔と1つの門が描かれた城塞を表しています。中央の十字架を冠した塔は司教座のあることを表していて、中世の聖マリア大聖堂を指していると推察されています。両側の塔の上方にはマリアの象徴である星が描かれています。この紋章は13世紀の最古の都市印章と同じ意匠で、城塞は堅固に守られていることを表し、閉じられた門は都市の独立を表してるそうです。ユニークなのは、ベルリンやブレーメンもそうなのですが、ハンブルクも行政上では一市単独で連邦州を構成している特別市(都市州)なのですよね。独自の歴史を誇る中世以来の自由都市です。ハンブルクという町の名前は古ドイツ語で湾の城という意味があるそうです。ドイツ最大の港を持つ港湾都市ですが、昔はハンザ同盟の都市として栄え、現代でもドイツ北部の経済の中心地で、ベルリンに次ぐ大都市です。

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町の中心部へと入ってきましたよ。

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後方にそびえている教会は聖ペトリ教会。ハンブルクの5つの主な教会の1つです。
入ったことはないですけどね。思えば、ハンブルクで教会に入ったことがないですね。

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繁華街のデパートの駐車場に車を停めてlet's go
遠くにそびえてるのは市庁舎の塔です。

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ハンブルクにやってきていつも思うのは、何と背の高い男性が多いことかということ^^

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町の中心部にある内アルスター湖の近くまでやってきましたよ。下の写真に写ってるのは内アルスター湖ではなくて、それと橋を隔てて繋がっている水路で、小アルスターと呼ばれています。内アルスター湖は橋の別のサイドにあるのですが、丁度夏祭りをやっていて、湖の周りは同じような白いテントの屋台で囲まれていて、湖は隠れてあまり見えませんでした。先日アップした我が町の湖畔で催されていたサマーフェスティバルのようなものです。祭りの様子は特に写真に撮るまでもなかったので写しませんでした。我が町の祭りの方が見栄えが良かったです(笑)

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町の中央に、中世時代にアルスター川を堰き止めてできたアルスター湖があるのですが、繁華街の中心部にある小さい方の内アルスター湖と、ちょっと外れたところにある大きい方の外アルスター湖に橋を隔てて分かれています。外アルスター湖の景観は我が町のマッシュゼーに似ていて緑が多く、以前ハンブルクにやってきた時はよく湖に沿って散歩したものです。今回も外アルスター湖に沿って散歩する積もりだったのですが、出発するのが遅くなってハンブルクに着いたのが昼過ぎで、あまり時間がなかったので行ってません。下の写真は内アルスター湖と繋がっている小アルスター水路。

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小アルスター水路に面した広場に堂々と建っている市庁舎はハンブルクのランドマークのひとつ。我が町の新市庁舎と同じ頃、19世紀末に建てられてます。この時代というのはドイツのあちらこちらの都市で豪華な市庁舎が建てられていたようです。建築様式も我が町の新市庁舎と同じくネオ∙ルネッサンス様式。部屋は647室あり、イギリスのバッキンガム宮殿より6部屋多いのが自慢なのだそうです(笑)塔の高さは112m。建てられた土地が湿地帯だった為、我が町の新市庁舎と同じようにブナの木の柱を打ち込んで基礎工事が行われています。我が町のは6026本のブナの木でしたが、ハンブルクのは4000本の木が使われたそうです。

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市庁舎前の広場

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下方に並んでる白っぽい構築物は水路に沿って続いてるアルスター∙アルカーデンと呼ばれるアーケードです。このアーケードは次の記事で詳しくご紹介したいと思います。

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広場でこんな人間銅像を見かけましたよ^^

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一緒に並んで撮らせてもらってるお子ちゃまたちは皆嬉しそうです。

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内部に支えが入ってるのでしょうけど、
どのような仕組みになってるのでしょうね。

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ずっと港の方まで巡ってここに戻ってきた時、まだこのポーズでいましたよ。
この日は暑かったのですよ。ご苦労さん。

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by sternenlied2 | 2017-09-16 00:06 | ちょっとお出かけ

木陰のアムゼル3号庵にようこそ。長年ドイツで暮らしています。日常や旅の中で出会ったものたちに感謝を込めて。


by sternenlied2